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終焉

飛龍伝が終焉を迎えた。
あっというまの3ステージ。
まさかの3ステージ。
でもたくさんの想いがありすぎて
いまだ魂は飛龍伝の世界にある。感じ。
つかこうへいさんの描くその世界は
狂気と理論と愛が乱暴に絡みつく。
そのどれもを
感情として理屈として
取り零すことなく
すべてを体内に取り込んで
放出させる。
毎回毎回
神林美智子の人生を生きた。
だから同じ感情が芽生える日は
一日もなかった。
同じ愛し方をした日はなかった。
その感情に背かないように
ワタシというカラダを使って
神林美智子の想いを届けた。
愛した男たちに。
人が愛おしくて仕方なかった。
こんなにも
魂を抉られるような作品に出会えることは
そうそうあることじゃない。
役者として
本当にシアワセな経験をさせていただいたと
数日たってその想いがさらに強くなる。
この作品に参加できたコトに
このカンパニーに出会えたコトに
心からの感謝を。
そして連日お越し頂いたお客さまに
最大の感謝を。
たくさんの想いが駆け巡った飛龍伝。
ぎゅっと抱きしめて。
終焉。

神林美智子
また会いたい。
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