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終焉

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飛龍伝が終焉を迎えた。

あっというまの3ステージ。
まさかの3ステージ。
でもたくさんの想いがありすぎて
いまだ魂は飛龍伝の世界にある。感じ。

つかこうへいさんの描くその世界は
狂気と理論と愛が乱暴に絡みつく。
そのどれもを
感情として理屈として
取り零すことなく
すべてを体内に取り込んで
放出させる。


毎回毎回
神林美智子の人生を生きた。
だから同じ感情が芽生える日は
一日もなかった。
同じ愛し方をした日はなかった。
その感情に背かないように
ワタシというカラダを使って
神林美智子の想いを届けた。
愛した男たちに。

人が愛おしくて仕方なかった。

こんなにも
魂を抉られるような作品に出会えることは
そうそうあることじゃない。
役者として
本当にシアワセな経験をさせていただいたと
数日たってその想いがさらに強くなる。


この作品に参加できたコトに
このカンパニーに出会えたコトに
心からの感謝を。
そして連日お越し頂いたお客さまに
最大の感謝を。


たくさんの想いが駆け巡った飛龍伝。
ぎゅっと抱きしめて。
終焉。


hiryu

神林美智子
また会いたい。








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飛ぶ初日

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飛龍伝初日。

公演の時はいつもなんだけど
でもやっぱり今回も
特別に思えるくらい
たくさんの人の愛を感じる。

カンパニーの仲間はもちろん
それ以外にも
たくさんの人に支えられて
今日もまた本番の幕が開く。
舞台に立つ。

初日の朝に続々と届く
ガンバレのメッセージ。
熱さが伝播してる。
なんて思う。


特大の感謝を抱えながら
初日を迎えられるシアワセと
さらなる感謝と。


とにもかくにも
特別な格別な想いを乗せて
お届けします。

神林美智子。
生きます。

どっぷり

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(坂口修一氏のブログより拝借)

飛龍伝。
ほんっとにもうすぐ。

つかワールドに
どっぷりどっぷりハマってる。
日常がどうでもよくなって
日常が送れなくなる感じ。
なにしてても
なに考えてても
飛龍伝に支配されているアタシがいる。
冷静になろうと思う一方
冷静になる必要があるの?とも思ったり。

この感覚
2005年の泉鏡花「夜叉ヶ池」によく似てる。
あの時も
日常と非日常のバランスが
ことごとく崩れて
夜叉ヶ池の世界感に支配されて
日々を送っていた。


また
久しぶりの感覚に苛まされている。
でも
こういう舞台にめぐり会えるのは
どう考えたってシアワセなコト。


とにもかくにもあと1週間。
前だけ向いて
つかワールドで生きるのです。





ふぇ

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異性同性に限らず
とってもとっても
アタシを理解してくれてる人
との話は早い。
腑に落ちる。
アタシが陥ってる状況を
いともたやすく
客観的に説明されて
ぽんと膝を打つ。
近くで見てるワケじゃないのにね。

またゆっくり
お話を。

立つ

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土日の12時間稽古。
とっても食事を取るのがヘタで
気づけばゼリー系か
栄養ドリンクが主食になる
最近の週末。

そして初通し。
スタミナ切れにて大反省。
食べて寝る。
基本に立ち返る。


とにかく出ずっぱりの飛龍伝。
まんなかに立つ。
胃がきゅぅってなる。

初めて
通しで手が震えた。

たくさんの人の想いを
背負って立つ。
気負い過ぎず
でも気張って。

立つ。




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ピリリとした神経
ちょっと静める。

揺れる灯に
しばし一息。

もっと

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譲れない思いがある。

遠慮して配慮して
って思ってたけど
それじゃこれ以上
上を目指せない。

もっともっと
それができるのに
できる環境なのに
やらないなんて間違ってる。

腹を決める。
譲らない。
譲れない。


もっと上へ
今までとは違う境地へ
手を伸ばし続ける